赤ちゃんって小さくて、柔らかくて、温かくて…ずっと眺めていられますよね。
携帯で手軽に写真が撮れる現代だからこそ、記念の数枚はプロに任せて、とびきりの写真を残してみてはいかがでしょうか。
「新生児」といわれる期間は生後28日までです。そのうち初めの約1週間は入院中、終わりの約1週間はだいぶ赤ちゃん感が抜けてきます。
つまり、撮影チャンスは生後2-3週あたりのごく短い期間だけ。しかし、この時期はまだ育児に慣れずニューボーンフォトのことなんて考えている余裕はないかもしれません。産後スムーズに撮影に臨めるよう、妊娠中から予約方法や料金など知っておいていただきたいことについて書いていきますので参考にしてみてください。
ニューボーンフォトってなぁに?いつ撮るの?
ニューボーンフォトとは、産まれたての赤ちゃんを写真に残すことです。
元々は欧米で行われていた風習ですが、SNSの普及により日本をはじめ多くの国々で話題となり人気を博しています。
ニューボーンフォトの撮影時期はおおむね生後2-3週といわれています。「新生児」といわれる時期は生後28日までの4週間ですが、初めの1週間は早期新生児期といわれ、赤ちゃんはとても不安定な時期です。さらに、入院中または退院後すぐでありまだ生活に慣れない時期です。また、生後3週をすぎる頃から徐々に顔立ちがしっかりしてきて、起きている時間も長くなってきます。これらの理由から生後2-3週がベストといわれています。
もちろん、赤ちゃんの状態によっては生後4週目以降でも撮影は可能です。例えば、双子ちゃん三つ子ちゃんや早産などで小さく産まれ入院が長引いてしまったり、ママやご家族の疲労が強く撮影どころではなかったり、兄姉の体調不良などなどにより、新生児の時期に撮影できないこともあります。
生後2-3週にこだわらず、家族にとってベストな時期に撮影できることが一番です。カメラマンと相談しながら撮影時期を決めましょう。
撮影場所について・・・赤ちゃんを連れての外出はちょっと不安
生後間もない赤ちゃんは様々な機能がまだまだ未熟なので不要不急の外出は避けたいもの。ニューボーンフォトは家族にとって大切なイベントのひとつかもしれませんが、出張撮影を使えばわざわざ外出せずとも撮影することが可能です。
育児に忙しく家事に手が回らない中で自宅にカメラマンを呼ぶのはちょっと...と躊躇される方もいらっしゃると思いますが、撮影はほんの2-3畳程度のスペースで行えますし、カメラマンの目的はお宅訪問ではなく、あくまで写真撮影なので普段通りで大丈夫です。
どうしてもスタジオ撮影をご希望の場合は、赤ちゃんの状態とママの体調を考慮し、カメラマンと相談して決めましょう。
依頼の時期と方法・・・妊娠中から予約可能
撮影するのは生後2-3週のことが多いですが、産まれてからカメラマンを探して、空きを確認して、予約して、というのはなかなか忙しいですね。
ニューボーンフォトに興味のある方は、妊娠中からカメラマンを探し予約しておくことをおすすめします。
まずは、カメラマン探し。
お知り合いの紹介、SNSのハッシュタグ検索、ホームページなどからお好みのカメラマンを探します。
次に、カメラマンにコンタクトを取り予定日などを伝えて予約をしましょう。
一般的に、28週くらいから受け付けていることが多いですが、安定期に入れば可能という早めに予約できるところもありますので、気になるカメラマンを見つけた場合には一度問い合わせをして予約時期と空き状況について確認してみると良いでしょう。
あくまでも出産予定日ですから前後することを想定し、余裕を持って予約を受け付けている場合が多いですので、出産後のご予約でも撮影可能な場合があります。
料金相場について・・・ニューボーンフォトの撮影料はやや高め
地域によっても異なりますが、2-3万円前後が相場です。
撮影技術のほか、赤ちゃんやママに対する知識も必要なため少し高めの設定になっている印象ですね。
そのほか、出張料が別途かかったり、初めの提示料金が安いと思ったらアルバム購入が必須で追加料金がかかったりと、撮影料の以外に料金が発生する場合もありますので注意が必要です。
人気のスタジオやカメラマンになると撮影料だけで5万円以上になることもあります。
撮影カット数や使用アイテム数によって料金が異なる場合もあります。料金提示がわかりにくい場合は見積もりをしてもらうと良いでしょう。
まとめ
ニューボーンフォトは、赤ちゃんの可愛らしさを残したとても神秘的な記念写真だと思います。しかし、思い付きで安易に撮影するのはとても危険です。
撮影の知識だけでなく、赤ちゃんや産後のママの知識もしっかりと持ったカメラマンでないと赤ちゃんを危険にさらしてしまうことになりかねません。
今回は撮影時期や予約方法などの概要をおわかりいただいたと思いますので、次回はきちんと知っておいていただきたい注意点について書いていきます。今回の記事と併せてお読みください。