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七五三撮影はスタジオ?ロケーション?それぞれの違いや特徴を比較

一生に一度しかない七五三。ハレの日をしっかりと記念に残したいものですね。

お子さまやご家族のどんな写真が撮りたいですか?

スタジオ撮影とロケーション撮影では撮れる写真が全然違います。

写真撮影を依頼してみたけど思っていた感じと違った、撮りたいイメージを伝えたけどうまく伝わらなかった、などのお悩みを多くうかがいます。

今回はそのようなお悩みを少しでも解消すべく、それぞれの特徴を書いていきたいと思います。

どんな写真が撮りたいかイメージしながら読んでみると良いのではないでしょうか。

特徴1...雰囲気の違い
~しっかりライティングでパリッとキッチリ or 自然光メインでふんわり&自然体~

・スタジオ撮影
スタジオ撮影といえば、ストロボでしっかり明るさを作ってパリッと仕上げた写真館の写真を想像する人も多いでしょう。
ハレの日の記念ですから1枚は残しておきたいものですね。
一方で、最近流行りの貸切型個人スタジオは、自然光でふんわり自然体な写真も撮影可能なところが多いです。
スタジオで撮れる写真は、スタジオの雰囲気に大きく左右されますので、SNSやホームページなどを上手に活用し情報収集すると良いでしょう。

・ロケーション撮影
ロケーション撮影の特徴は、なんといっても「自然体」。
スタジオとは全く違った雰囲気が出てきます。
1番の違いは、作り込まれた背景ではないため、お子さまの自由さや無邪気さが全面に現れます。
また、その雰囲気にご家族も自然と笑みがこぼれ、日常の一部のような写真を残せることが大きな特徴です。
動き回ることを想定し、普段履きなれた靴や靴下を準備しておくと良いですよ。

特徴2...天気の影響
~四季や天候に左右されない or 四季や天候を感じる~

・スタジオ撮影
七五三は着付けやヘアメイクの都合もあり、天気が悪いから後日で、というわけにいかないものです。カメラマンとの都合もあるでしょう。特に七五三シーズンである秋は、それぞれの専門家が多忙でありスケジュールの立て直しが難しいことが多いです。
しかし、スタジオ撮影は屋内のため着崩れ乱れの原因となる雨風を気にしなくても大丈夫です。
そこがスタジオ撮影の最大の魅力とも言えましょう。

・ロケーション撮影
屋外での撮影がほとんどであるロケーション撮影の場合、悩みの種となるのが天候です。
七五三シーズンである11月は、晴れの日が多く比較的安定した天候のことが多いですが、曇りや風の日もしばしばあります。
晴れてほしいと願う気持ちはわかりますが、こればかりは確約できません。
しかし、カメラマンはプロです。雨には雨の撮影方法があり、どんな天候でも素敵にお撮りします。
四季のある日本で、日本独特の文化である七五三の撮影を行うなら、自然の四季を感じることができる撮影もいいかもしれませんね。
ロケーション撮影の特徴である「自然体」を表現するには、自然の天候も重要な要素であると思います。

特徴3...撮影時間
~短時間撮影 or 半日~1日がかり~

・スタジオ撮影
限られたスペースでの撮影となるため、数時間~半日以内という比較的短時間の撮影が多いです。
スタジオ撮影のあとに神社参りや親族周り等に行く場合は、予めスタジオ出発希望時間を伝えておいたり、撮影終了時間を確認しておくと良いでしょう。

・ロケーション撮影
ロケーション環境にもよりますが、自然と動き回るお子さんの姿を残すもロケーション撮影の特徴であり醍醐味です。
それゆえ、ある程度の時間をかけて撮影することが多く、半日~1日がかりになることもあります。
ロケーション撮影の前後に予定がある場合は、カメラマンに予定をしっかり確認するようにしましょう。
また、小腹が空いた時に汚さず食べられるものを準備しておくと良いでしょう。

特徴4...データ数(撮影枚数)

・スタジオ撮影
限られたスペースで比較的短時間での撮影のため撮影枚数は多くても同じような構図やポーズの写真が多くなり、手元に届く納品枚数としてはロケーション撮影と比べて少ないと感じるかもしれません。

・ロケーション撮影
撮影時間が長く自由なことが特徴のロケーション撮影ですから、それに伴って撮影枚数も増えます。
大手フォトスタジオでは、データ数に制限があったり、データ数に応じて追加料金が発生することもありますが、ロケーション撮影を得意とする個人スタジオの場合は、おまとめデータの料金設定であることが多いこともデータ数が多い理由のひとつです。

よくあるギモン

~天気が悪かったらどうするの?~
みなさんがまず心配するのはお天気のことです。曇りならまだしも、雨だったら...。
ご心配なく。プロのカメラマンは、雨なら雨なりの撮り方を心得ています。
雨の日の作例を持っているカメラマンもいますので、打ち合わせの時に確認してみると良いですね。

~ご祈祷中、カメラマンはどうしてる?~
神社によってはご祈祷撮影NGのところもありますので、事前の確認が必要です。
NGの場合は終了まで、それまでのデータ整理やご祈祷後のイメトレなどしながらお待ちしております。
時間制の料金設定の場合は、そのような時間は含まれるのか否か確認しておいた方が良いでしょう。

~両家の祖父母も参加したい~
ご家族の成長はみんなでお祝いしたいもの。両家両親や親族が参加することはよくあります。人数が増えたからとって追加料金が発生することはあまりありません。
みんなで楽しくお祝いしてあげましょう。

まとめ

七五三はお子さんの成長を祝う大切な行事です。
衣装決め、小物やヘアメイクを考えるなど準備の時からワクワクしますね。どんな場面も思い出のハレの日になる七五三。写真で楽しい思い出を褪せない記憶にできるといいですね。